今回はアコギの依頼で多い、ローポジションのフレット部分交換
アコギのフレットは、コードを押される部分だけ極端に凹んでしまっているお客様が多く、
費用のかかるフレット全交換ではなく、部分交換のご相談が多いです。
すり合わせをしてしまうと、削れていないフレットも全体的に削ってしまうことになるので、
部分交換してからすり合わせをしたほうが、最小限で全体が整うので、良い場合が多いです。
まずは、Martin 000-28
４フレットまでを交換しました。
エボニー指板でバインディングもない仕様です。
一緒にナットの交換もご依頼。
次は、Gibson HONKY TONK Deuce
３フレットまで交換しました。
こちらはバインディングもありますし、Gibson特有のフレットサイドにもバインディングがあります。
部分交換でこの部分だけなくなってしまうのも変ですので、残すように作業しました。
これなら部分交換した違和感もありません。
最後はFender NEWPORTER
かなり深く凹みが刻まれていました。
ネックがボルト固定のため取り外せるので、作業がしやすく、ストラトのネックと変わりありませんね。
４フレットまで抜いて、部分的に交換しすり合わせをしました。
費用はフレットすり合わせ＋αくらいで、納期もそれほどかかりません。
修理のご相談、ご依頼お待ちしております。
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