YAMAHA SGT|純正ブリッジ破損によるGOTOH1996Tへの載せ替え

by Miura

今回は、YAMAHA SGTモデルのブリッジ交換のご依頼をいただきました。純正ブリッジのファインチューナー部分が破損してしまったため、GOTOH製1996Tへ載せ替えを行いました。

破損の原因と構造的な課題

破損したのはファインチューナーが取り付けられている箇所。構造的に負荷が集中しやすく、強度的にも折れてしまっても不思議ではない設計でした。長年の使用やチューニング時のテンションが影響した可能性もあります。

加工内容

GOTOH1996TをYAMAHA SGTのボディにそのまま載せるにはいくつかの加工が必要です。

  • リセスの拡張:ブリッジの可動域を確保するため、既存のリセスをわずかに広げました。

  • ザグリの埋め・嵩上げ:元のブリッジ構造に合わせて深く複雑なザグリが施されていたため、正確に埋めて高さを調整する必要がありました。

  • ジグの製作と精密加工:加工精度を保つため、専用のジグを製作し、ボディに負担をかけないよう慎重に作業を進めました。

GOTOH1996Tへの交換により、堅牢性が向上。チューニングの安定性と操作性が向上し、安心して使用できる仕様となりました。

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