ハードテイル→トレモロ化 YAMAHA Pacifica 120H

YAMAHA Pacifica 120H にトレモロブリッジの取り付けのご依頼です。
以前にも同様の加工依頼がありましたね。(以前の投稿

ブリッジには、GOTOH NS510T-FE1
2支点のトレモロで、ブロックが薄く斜めにもカットされいるタイプ。

ブリッジ、裏のブッシュを取り外し、干渉するネジ穴を埋めてザグリ加工。
ジグが残っていたので、サックっと作業は進みます。
前回同様、スプリングキャビティを掘り進めると、大きな穴が顔を出します。
埋めてもいいんでしょうが、支障はないですしよいか。

ザグリのエッジを面取りして、シーラーだけ塗っておきました。

同様のギターで一度加工しているので、淡々と進みます。

ナットの交換のご依頼も頂いていたので、ノンブリーチの牛骨で制作。
黒から牛骨だと見た目の印象がだいぶかわりますね。

ブリッジ組み込み、調整で完成。
ナット、ブリッチの微調整をしっかり行いチューニングを安定したら完成。

センターやオクターブチューニングは、ブリッジ加工のジグのおかげてもちろんバッチリ。

トレモロブリッジに付属のスプリングが強すぎるので、2本がけや柔らかいスプリングに交換したいところ。

トレモロが取り付けたくなったら、ご相談ください。
もし裏のザグリが気になるようでしたら、ザグリを塗装したり、トレモロパネルを取り付けるのも良いでしょうね。

それではまた。