今回ご依頼頂いたのは、ダイヤモンドプレートピックガード製作です。
ギターはGibson New Century Flying V
ボディトップ全面をミラーピックガードが覆うなかなかインパクトのあるモデル。
しかもボディに落とし込みまでしてあります。
同形状でアルミの縞板を切り抜き製作します。
以前製作したエクスプローラーも大きかったのですが、これも大きい。
普通のピックガードブランク材もここまで大きいものがないので、その場合は特注でしょうか。
採寸して早速切り出して行きます。
ポットやジャックもピックガードにマウントされるので、凸部分も削りました。
もちろんロッドカバーも同形状で作ります。
縞に向きがあるので、かなり板材に無駄が出てしまいます。
捨てるにしてもどうしたものか、最近の悩みの種です。
コントロールの位置を変更しました。
トグルスイッチをブリッジに近い位置に移動して、2ボリューム2トーンに変更。
トグルスイッチ部分をザグリ加工。
元の横型トグルではスペースが厳しく、スイッチクラフトのショートトグルスイッチに交換しました。
バック面にはバッテリーボックスを増設しました。
EMGピックアップを取り付けて、配線も終えていよいよ完成。
かなり攻撃的な見た目になりました。アルミなので重量は見た目ほどではありません。
バッテリーボックスにはESP Battery Boxを取り付け。これは完全に見た目で選びましたが、
ヘアラインステンレスがこのギターにマッチしてます。(タイミングが悪く、入荷に2ヶ月弱待ちました。)
信頼のスナップ仕様なのが利点です。
これでオーナー様は既にダイヤモンドプレート製作3本目。
県内ですが決して近くはないのに、頻繁にご来店頂いてます。
いつもありがとうございます。
それではまた。