トレモロブリッジ取付 YAMAHA PACIFICA 611 HFM

年末から何件かご相談、ご依頼のあったYAMAHA PACIFICAの改造

アニメ ぼっち・っく!に出てくる”ぼっちちゃん”が購入したパシフィカ611 VFM のカスタム仕様の改造のご依頼。
(しばらくは元ネタも知らずにいました)

通常のトレモロ仕様の611に、ピックガードをブラック、フロントピックアップカバーも黒、
リアピックアップのエスカッションをシルバーにするという仕様


今回ご依頼頂いたモデルは、ハードテイル仕様のためブリッジをトレモロブリッジに交換します。
Pacificaのトレモロブリッジの取付は過去に行っています。
【過去記事】
YAMAHA Pacifica 120H Yamaha Pacifica PAC300

持ち込みのブリッジは、GOTOH製のWilkinson VSVG

ブロックの貫通ザグリを開けて、裏からスプリングキャビティをザグリました。
無精なので、リアピックアップとかは外さずそのまま作業。

6点スクリュー止めのブリッジは、取付穴の精度が大事。
ここがちゃんとすると滑らかに動きますよ。

続いてピックガード製作
基本的には、元のピックガードをトレースすることになりますが、
かなりルーズな寸法のピックガードなので、多少修正を加えます。

今回はギター本体をお預かりしていますので、本体に合わせて修正ができます。
フロントピックアップ穴の大きすぎる隙間や、ネックエンド部分、レバースイッチのスロットを修正してます。

フロントピックアップカバーはポン付けですが、
メタルエスカッションは、幅広のトレムバッカーサイズに両サイド1ミリほど削って広げました。
(ギター工場にいた時には何十枚もリューターで削ってをやってたので手慣れた作業です。)

トレモロのバックパネルも製作しました。

ということで完成↓↓↓

アニメの影響力は凄まじいことは身を持ってしていましたが、ぼざろ関連ギター、パーツは軒並み納期未定状態。

ピックガードの注文も勢いがすごくて、一週間で30枚弱一気に製作となりました。
20枚も作れれば足りるかなと板材を注文しましたが、同じ週に追加発注する事になりました。

ご注文頂いた中には、本体はまだ確保できていないというお客様もいましたね。

(PACIFICA611のブラックピックガード製作 8500円にて販売しています。お問い合わせ)

現在は大分注文も落ち着いて参りましが製作が60枚を超えました。ありがとうございます。)