フレット交換 Gibson Les Paul Custom

久々の更新です。
ここ数ヶ月忙しくなかなか手が回りませんでしたが、ようやく落ちついてきたので、
少しずつ更新していきます。

今回のお預かりはGibson Les Paul Custom

ジョン・サイクスのゴールドバージョンといった感じにモディファイされています。
ブラスのピックガードは、以前当店で制作したものです。

ご依頼はフレットをジャンボフレットに交換です。
ナットはブラスで製作も、もはや想定内ですね。

フレットはJescar 58118 ニッケルシルバフレット
一番大きいサイズとされています。

カスタムのように指板サイドに色がついているものは、作業もなかなか気を使います。
極力塗装を削り落とさないように、仕上げています。

ナットはブラスを切り出して製作。

これは牛骨でも同様なのですが、
フレット同様手で触れたときに、両サイドのエッジが気になら無いように、角を取ってます。
そこまで触れる部分でもないですけど、ちょっと気になります。
この辺、メーカーや作業者によりますが、結構手に痛いナットが多い印象です。
角張ったナットでもエッジは取ってほしいですね。
(メーカーだとエッジを取って仕上げてるのは、PRSくらいかな)

ブラスナットは、仕上げにバフを掛けて、ピカピカに仕上げます。
触ると割とすぐに腐食して、くすんだ色になってはしまいますが。

ついでにメタルエスカッションをアーチにあわせて削りました。
写真のように若干底面にRはついているものの、ボディアーチに合わないので、両サイドに隙間ができています。
特にブリッジ側は、固くて殆どしならないので、サンダーで削って合わせます。

調整を行い完成です。

フレット交換のお見積り、ご依頼お待ちしております。
ギターの種類と交換したいフレットなどを添えて下記までご連絡ください。

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