スキャロップド加工 Fender Japan ST

フレット周りのリペアが多いので、他の修理をはさみつつ気分転換。

ご依頼いただいたのがスキャロプド加工です。
今回は所謂リッチー・ブラックモアスタイルです。

今までのご依頼はイングヴェイスタイル?のものばかりです。
イングヴェイスタイルはエグリ方がシンプルで、均一です。


リッチー・ブラックモアスタイルは1フレットから徐々に広がっていくような感じです。
横から見ても深い部分がオフセンターになってます。

実はこのスタイルをやるのは初めて。初めてがメイプル指板とは。

スキャロップド加工をやるまでは、気合も必要でなかなか重い腰が上がらず・・・
いざやる日は2,3時間、ぶっ通しで集中して仕上げました。

とりあえず、木工を終えました。
以前のリフレットの際の塗装でしょうか、削っても黄色い染料がポジションマークのあたりにチラホラ。

思い出しただけでも首が痛い。しかも集中して無意識に食いしばり、奥歯が欠けて歯医者にお世話になるという ^^;

そして塗装へ。着色と塗装を行い艶あり仕上げに。
組み直して修理完了です。