今回ご依頼頂いたのは、HISTORY GH-SV/Mというストラトタイプのギターの
シンクロナイズド・トレモロからロッキングトレモロへ換装し、
フレットをステンレスフレットに打ち替えをしました。
ボディ加工から。
ブリッジは、Gotoh 1996T。
ブリッジに合わせボディにリセスをザグリ、
リアピックアップをシングルからハムバッカーにするため、こちらもザグリ加工しました。
ピックガードを、ミントグリーンで製作。
ピックアップはS−S-H配列。ボリューム位置も変更しました。
パーツを載せてボディは概ね完成。
続いてネックの加工です。
フレットはサークル・フレッティング・システムになっています。
フレットを抜いて指板の塗装を剥がし、JESCAR 57110S ステンレスフレットに交換しました。
今回指定でヘッドのトップ・バック以外は塗装を剥がして、オイルフィニッシュにしています。
イメージはMUSCMANっぽい感じです。
フレットが終わったら。ロックナットの取り付けを行います。
サークル・フレッティング・システムなので、ナット側面にもRがついています。
ロックナットの側面を削ってRをつけて取り付けました。
既製品では、C.F.Sでロッキングトレモロのモデルってあるのかな?
ここまでで、概ね加工は完了。
弦を張って調整を行い、完成になります。
ローアクション、クリケット奏法のし易いセッティングのご指定です。