Gibson Hummingbird 63年
フレットの交換と、ブリッジ葬がれの修理です。
まずはブリッジ剥がれを修理。
ピッチが悪いとのことでしたが、ブリッジがずれて接着されてしまっているようです。
ブリッジピンもひん曲がっていて、抜くのも一苦労でした。
幸いほとんど剥がれていたので、ブリッジを剥がすのは簡単でした。
接着面を整えて、ニカワで再接着。
フレットはご覧のようにボコボコです。
指板の汚れも気になりますね。フレットを抜いて指板をクリーニング。
ネックの状態は驚くほど良かったので、指板調整することなくフレット打ち込み。
フレットは同サイズのニッケルシルバーフレットです。
打ち込んだらエッジを整え、すり合わせ。
最後にナットを牛骨で製作して完了。
ブリッジの位置が正しくなったことで、オクターブチューニングも合いました。
フレットも高さが戻り、ピッチも良くなりました。