ブリッジ剥がれ修理 Ovation Celebrity

ダブルネックの Ovation Celebrity CSD215 ブリッジ剥がれ修理です。

12弦の弦の張力に負けてベリっと浮き上がってます。
さらにネジ止めされているので、内側からトップ材を打ち破ってしまっています。
恐るべし、12弦の張力。

Ovation Celebrity のブリッジ剥がれは多いですね。
塗装の上にブリッジを接着してしまっているので、接着力が塗装の密着力頼りになってしまっているのが原因かと。
伺うと、ほとんどの方がしばらく放置していたら・・・ということですから、
とりあえず全く弾かないなら、弦をしっかり緩めるか、外しておいた方が良いかと思います。

裏のナットを外したら、簡単に取れました。
ブリッジとボディトップの木部同士がしっかり接着できるように。残った塗装を取り除きます。

ネジ穴が大きくなった部分は木で埋めて裏から補強もしました。
裏のナットの下にも、保険で大きめのワッシャーに交換。

12弦を張り、無事剥がれることもなく修理完了。

それにしても大きなボディ。

次はCelebrity CC57

こちらも下側が塗装と一緒に持ち上がっています。
とりあえず一旦剥がしてしまいます。

接着面をブリッジの形に切り欠いて接着。
弦高も高いため、サドルを削り下げました。

音も出ないので、一旦サーキットをまるっと取り外し。
ピエゾピックアップを差すフォンジャックが、折れていたので修理。

こちらも無事復活。

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